「満票じゃなかったら間違っている」大谷翔平の歴史的な1年、次の注目はMVP
投打二刀流で大リーグ史上に残る1年が終わった
エンゼルスの大谷翔平投手が、3日(日本時間4日)のマリナーズ戦で米国での4年目のシーズンを終えた。投打二刀流での大活躍は、長い大リーグの歴史を紐解いても見られないもので、残した数字へメディア関係者が一斉に反応している。
大谷は打者として46本塁打100打点、さらに26盗塁。投手としては9勝2敗、防御率3.18。ベーブルース以来の2桁本塁打&2桁勝利こそかなわなかったものの、打者としてはさらに138安打、103得点を記録して、投手として130回1/3、156奪三振、投打5部門の数字を「100」に乗せる「クインタプル100」を史上初めて達成した。
MLB公式のジョン・ヘイマン記者は「本当にアメージング。史上最も素晴らしい個人シーズンの1つ。MVP投票が満票じゃなかったら、なにかが間違っている」とツイート。
またエンゼルスの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は試合終了と同時に大谷の投打成績をツイート。ファンからは「トラウトとレンドンのプロテクションなしで46本塁打。トラウトとレンドン抜きで9勝。とても素晴らしい成績だ」と、孤軍奮闘を称える言葉、そして「彼以外にMVP票を入れる人は事実上間違っている」「史上最高のシーズン」という称賛が続いた。
ESPNのシニアライター、ドン・バン・ナッタJr.記者は「オオタニは満票でMVPになるべきだ」と綴った。FOXスポーツのアナリストで、“大谷大好き”を公言しているベン・バーランダー氏も「史上最高のシーズン=完結 ありがとう、ショウヘイ・オオタニ」と。大谷を追い続けてきた各記者も、感謝と興奮を抑えられないようだ。
(Full-Count編集部)