「モイネロ憑依」「完全覚醒」 鷹ロマン左腕、157キロ&消える魔球の“雄叫び救援”
最速160キロ左腕・古谷が5回のピンチを無失点で凌ぐ
■ソフトバンク 7ー7 楽天(5日・PayPayドーム)
ソフトバンクは5日、本拠地PayPayドームで3位の楽天と対戦し、7-7で引き分けた。クライマックスシリーズに向け苦しい戦いが続くが5回途中から救援した左腕・古谷優人が最速157キロの剛球で快投を見せた。大ピンチを凌いだ気迫溢れる姿にファンも「魔の7回は決まり」、「制球力が上がった」と大絶賛だ。
古谷の出番は5回だった。先発の東浜が1点差に詰め寄られ、なおも無死一、二塁のピンチでマウンドへ。鈴木の犠打で2死二、三塁となったが茂木を遊ゴロ、最後はオコエを157キロの直球で攻め、スライダーで空振り三振に仕留め雄叫びをあげた。
最速160キロを誇る5年目左腕はこれで9試合連続無失点。昨季まではコントロールに不安があり荒削りな印象だったが、ここに来て覚醒の予感を漂わせている。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「古谷優人『最後は気迫』で好救援」とのタイトルで動画を公開。
苦しいチームを救う剛腕の活躍にファンも「魔の7回は決まり」、「モイネロが憑依してる」、「マジで制球力が上がった」、「今年は完全覚醒」、「伝説になれる」と大きな期待を込めていた。