選抜、日大三が大会1号含む12安打5得点で快勝 2年生右腕・井上が147キロ記録
0-0の4回、日大三が3番・日置が均衡を破る一発で先制
第90回記念選抜高校野球は24日、大会2日目を迎え第1試合は日大三高(東京)が21世紀枠の由利工(秋田)を5-0で下した。4回に日大三の3番・日置が左翼席へ大会1号を放ち先制、その後も着実に追加点を挙げ初戦を突破した。
両チーム無得点で迎えた4回。日大三の先頭、3番・日置が由利工・佐藤亜のスライダーを捉え左翼席へ大会1号となるソロを放ち先制。さらに1死一、三塁から7番・柳澤の中犠飛でこの回2点を奪った。
日大三は6回に6番・飯村の左前適時打、7回には3番・日置の中前適時打で4-0とリードを広げ、8回にも9番・斎藤がダメ押しとなる中前タイムリーを放ち1点を奪った。
投げては先発・中村が3回無失点、リリーフした2年生右腕・井上は最速147キロをマークするなど6回無失点と完封リレー。
春夏通じて初出場となった21世紀枠の由利工は先発のエース・佐藤亜が粘りの投球を見せ、守備陣も無失策と健闘したが打線が日大三投手陣を打ち崩せなかった。
(Full-Count編集部)