明徳義塾が9回2死から驚異の粘り 谷合が逆転サヨナラ3ラン!
明徳義塾が9回裏に驚異の粘り
第90回記念選抜高校野球は25日、大会3日目を迎え、第1試合は昨秋明治神宮大会覇者・明徳義塾(高知)が春夏通じて初出場の中央学院(千葉)を逆転サヨナラで破り、初戦を突破した。
この日は初回、四球と2本のヒットなどでいきなり3点を先制。しかし4回、1点を返されると8回には先発・市川悠太の制球が乱れ、1死から3四死球で満塁とすると4番・高鹿隼人に左翼へ同点の2点適時打を浴びた。さらに2死満塁から西村陸に勝ち越しの2点適時打を許し、逆転された。
しかしその裏に1点を返すと、1点を追う9回に驚異の粘りを見せる。2死からヒットと死球で一、二塁の好機を作ると4番・谷合悠斗がセンターへ逆転サヨナラ3ランを放った。
優勝候補の一角に挙げられている強豪は7-5と大逆転勝利。2014年以来となる選抜初戦突破で、馬淵史郎監督は甲子園通算50勝となった。
(Full-Count編集部)