大谷翔平、選手間MVPは米メディアも“満場一致”「悩む必要なかった」「前例ない」
「二刀流での圧倒的な姿により明らかなMVPとしての居場所を確立」
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を日本人で初めて受賞。二刀流で歴史的なシーズンを過ごした大谷を米メディアも「頭を悩ませる必要はなかった」と“満場一致”であったことを伝えている。
ベーブ・ルース以来、投打の二刀流でフル回転した大谷は投手として9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマークし打者としても打率.257、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁と規格外の成績を残した。
全30球団のメジャーリーガーが選んだMVPに米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」も「二刀流での圧倒的な姿により明らかなMVPとしての居場所を確立させた。オオタニが2部門で受賞したことに頭を悩ませる必要はなかった」と称えた。
さらに地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」もブルージェイズのゲレーロJr.との成績を比較しながら「オオタニがゲレーロJr.を押しのけた」と投打での成績を評価。米スポーツ局「ESPN」はコミッショナー特別表彰を得たことも言及し「二刀流の選手として前例のないシーズンを送った」と、大谷が残した投打の成績が規格外であったことを指摘していた。
(Full-Count編集部)