鷹の藤本博史新監督ってどんな人? 天理高で不運を経験、ホークス在籍計27年

会見に臨んだソフトバンク・藤本博史2軍監督【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
会見に臨んだソフトバンク・藤本博史2軍監督【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

1981年ドラフト4位でホークス入団、通算1103試合出場&105発

 ソフトバンクは29日、今季限りで退任した工藤公康監督の後任として、藤本博史2軍監督の監督就任を発表した。57歳の藤本氏は南海→ダイエー、オリックスでプレーし、2011年以降はホークスのコーチ、2軍、3軍監督を歴任してきた。

 藤本氏は1963年11月8日、大阪府泉北郡忠岡町生まれ。奈良・天理高では2年時の1980年夏の甲子園に4番・三塁手で出場。ベスト4進出に貢献した。しかし、3年時はチームの不祥事により、対外試合禁止の処分を受けた。

 1981年ドラフト4位で南海(現ソフトバンク)に入団し、4年目の1985年に1軍初出場し、1988年に1軍定着。ダイエー時代の1992年に全130試合出場し、打率.253、自己最多の20本塁打を放った。1998年シーズン途中にオリックスへ移籍。同年限りで現役を引退した。NPB通算1103試合出場、打率.235、715安打、105本塁打、419打点。

 翌年から評論家・解説者として活躍。2011年に2軍打撃コーチとして入閣し、2013年から1軍打撃コーチ、2015年から2軍打撃コーチ、2017年から1軍打撃コーチを歴任し、2019年から3軍監督、そして今季は2軍監督を務めた。今季まで11年間途絶えることなくソフトバンクの指導者として活躍してきた藤本氏。チームを熟知する新監督がどんな采配を見せるか、注目される。

(Full-Count編集部)

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