春連覇を狙う大阪桐蔭が20安打14得点で快勝 14-2で伊万里を下す
4回で先発全員安打を達成、打者8人が複数安打を記録
第90回記念選抜高校野球は26日、大会4日目を迎え、第2試合は大阪桐蔭(大阪)が14-2で21世紀枠の伊万里(佐賀)を下し史上3校目となる春連覇に向け好発進を切った。
初回から猛打が爆発した。無死二塁から2番・青地の中前適時打で先制すると、2死二塁から5番・根尾のタイムリー三塁打を皮切りに石川、山田、小泉の4連打で初回に5点を先制した。さらに2回も1死三塁から3番・中川、4番・藤原、5番・根尾の長短打で3点を挙げ8-0と序盤で大量リードを奪った。
4回は3安打を集め、伊万里の3失策も絡み4得点。9番・柿木にもヒットが生まれ大阪桐蔭は早くも先発全員安打を達成した。
攻撃の手を緩めない大阪桐蔭は6回。1死一、三塁から代打・井坂が右犠飛を放ち1点を追加。7回にも2死一、三塁から6番・石川が左前タイムリーを放ち14-0とした。
21世紀枠の伊万里は8回1死から7番・末吉が左翼越えタイムリーを放ち1点を返すと、9回にも1番・犬塚が左翼線三塁打、続く代打・前川が左中間へタイムリー二塁打を放ち2点目を奪った。
大阪桐蔭は打者8人が複数安打を記録するなど20安打14得点と打線が爆発。昨夏の甲子園を経験したエース・柿木は6回2安打無失点、毎回となる10奪三振をマークするなど投打で力を見せつけた。
(Full-Count編集部)