エチェバリアも最後は“どうぞどうぞ” ロッテ・国吉の内野縦断“1人併殺”に騒然
国吉は無死一、二塁でフライを捕球後、自ら二塁へ
■ロッテ 5ー4 楽天(CSファースト・6日・ZOZOマリン)
6日にZOZOマリンスタジアムで行われた「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第1戦、ロッテ-楽天戦で、投手1人で併殺を完成させる珍プレーが起きた。
この併殺を決めたのはロッテの国吉佑樹投手。2点リードの7回に2番手で登板し、四球と自らの悪送球で、無死一、二塁のピンチを作った。続く楽天・山崎剛のバントが小フライになると、国吉は滑り込んで捕球し、二塁まで激走。自らベースを踏み、飛び出していた二塁走者・辰己をアウトにした。
二塁には遊撃・エチェバリアがカバーに入っていたが、最終的には、「どうぞ」と言うようにベースを譲った。この“1人併殺”で2死までいったが、この回ロッテは3点を奪われた。