日大三島が東海大会初優勝、全3試合で逆転勝ち “静岡決戦”制し神宮大会出場へ
前日完投のエース・松永が3回途中からリリーフ登板し6回2/3を1失点の好投
来春の選抜高校野球大会の選考資料となる秋季東海大会決勝が7日、愛知・岡崎市民球場で行われ日大三島(静岡1位)が6-3で聖隷クリストファー(静岡2位)を下し初優勝を飾った。20日から開催される明治神宮野球大会に初出場する。
先制を許しても動じなかった。今大会先発マウンドの京井聖奈(2年)が2回までに2点を失うと、3回2死満塁のピンチでは前日完投したエース・松永陽登(2年)がリリーフ登板。このピンチで磯野龍乃丞(2年)から見逃し三振を奪い、見事な火消しを見せた。
これで流れが変わると2点ビハインドの4回。無死一、三塁から野田優磨(1年)のセーフティスクイズ、さらに四球と安打で1死満塁の好機を作り池口奏(1年)が中前2点適時打などで一挙4点を奪い逆転に成功。さらに6回には2死二、三塁から松永が右前へ2点タイムリーを放ちリードを広げた。
投げては3回途中からリリーフした松永が6回1/3を1失点の好投を見せ、打っても2安打3打点と投打で活躍。永田裕治監督は報徳学園時代に2001年、2006年に明治神宮大会に出場しており優勝、準優勝の成績を残している。チームは22日にクラーク記念国際高(北海道地区代表)と九州地区代表の勝者と戦う。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)