千葉ジャガーズが18安打14得点で関東制覇 4番中野が4安打でMVP、ポニー新人戦
父の教えで4安打の中野「ちゃんと打てたよと伝えたい」
ポニーリーグ(中学硬式野球)の関東連盟秋季大会(新人戦)決勝が7日、東京・大田スタジアムで行われ、千葉ジャガーズが14-4で羽田アンビシャス(東京)に勝ち、関東制覇を成し遂げた。
千葉ジャガーズは初回2死満塁から、6番・星野佳祐外野手の走者一掃となる中越え3点適時三塁打などで4点を先制。その裏に2点を返されるも、2回1死二、三塁では4番・中野幸太郎外野手の右中間への2点適時三塁打で再び4点リードに。4回以降は毎回得点を重ね、18安打14得点の猛攻で快勝した。
4安打2打点の中野が最優秀選手賞を獲得。野球経験のある父から「前に踏み込みすぎず、タメを作れ」と指導を受けたといい「『ちゃんと打てたよ。ありがとう』と伝えたいです」と笑顔を見せた。
予選リーグで戦った際には7-8で敗れていただけに、松本範夫監督は「いい野球が出来ていた。打線は水物だけれども、積極的な姿勢が結果につながったと思う」と選手らを褒め称えた。敗れた羽田アンビシャスの武島信幸監督も「今回に関しては、ジャガーズさんにあっぱれだよ。選手らはここまでよくやってくれた」と労った。両チームは3月に沖縄県で行われる「全日本選抜中学硬式野球大会」に出場する。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)