「イッペイも半分MVPだ」大谷翔平の通訳は“大きな宝”エンゼルスGMが大絶賛
MVPの行方は「大谷以外に投票することは難しいだろう」
米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが、大谷翔平投手の通訳を務める水原一平氏に「半分MVPだよ」と称賛を贈った。大谷が8日(日本時間9日)に発表されたア・リーグMVPの最終候補3人に入ったのを受けての発言だ。
大谷の他に最終候補入りしたのはブラディミール・ゲレーロJr,内野手とマーカス・セミエン内野手(ともにブルージェイズ)。彼らと大谷の違いを問われたミナシアンGMは「私に言えるのは、ショウヘイを毎日見てきた人は誰だって、彼以外に投票することは難しいだろう。それは間違いないね」と、大谷が最大の栄誉を受けるのを確信しているようだ。
さらに大谷のすばらしさを「フィールド上ではもちろん、フィールドの外に出ても彼は素晴らしい。チームメートとの交流の仕方、修正をする能力、自分の技術に対する献身、そして謙虚さ。そんなに見られるものではない。スペシャルな人物だ」と説く。球団に有形無形の影響を及ぼす存在となっているようだ。
今季、大谷の成績が大きく向上した理由として「健康だ。身体的にも精神的にもね。素晴らしいオフシーズンを過ごし、これまでと違う考え方でシーズンに臨んだ。体も変わり、非常に強くなった。これらが組み合わさったものだと思う。ジョー(マドン監督)も素晴らしい仕事をしていたと思う。ジョーやコーチングスタッフの貢献も大きかった。日々うまくコミュニケーションを取っていた」とするミナシアンGMは、最後に影武者のように大谷に寄り添う男を称えた。
「そしてイッペイ!『君も半分MVPだ。君ももらうべきだよ』と冗談を言っているんだ。イッペイは私たちにとって非常に大きな宝だ。イッペイはチームの人気者だよ」
今や水原通訳は、写真への写り込みがファンの間で話題となるほど認知されている。MVPの発表は18日(同19日)。2人への吉報は届くだろうか。
(Full-Count編集部)