防御率27.00、打率.125 苦戦の大谷に前田健太が太鼓判「大丈夫だと確信」

ドジャース・前田健太(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:田口有史】
ドジャース・前田健太(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:田口有史】

26日“フリーウェイシリーズ”で再会した前田と大谷

 26日(日本時間27日)のドジャース戦に「8番・DH」で出場し、左腕のヒルから2試合連続安打となる左前安打を放ったエンゼルス大谷翔平投手。オープン戦では投打で適応に苦しんでいたが、徐々に調子を上げてきているようだ。スプリングトレーニングではメジャーの洗礼を受けた格好だが、ドジャースの前田健太投手はエンゼルスに加入して1か月ちょっとの大谷を擁護している。MLB公式サイトが報じている。

 昨年12月にエンゼルスとの契約が決まった大谷をメールで祝福していた前田。25日(同26日)にエンゼルスタジアムで行われた「フリーウェイシリーズ」と呼ばれるドジャースとエンゼルスのオープン戦で再会を果たすと、「同じ日本人選手ですが、彼は本当にいいピッチャーで、間違いなく本当にいい打者です。僕もそれを見るのが楽しみなんですよ」と通訳を介し、大谷の投打に渡る活躍への期待を語ったという。

 26日(日本時間27日)の段階で、打者としてはオープン戦11試合に出場し、32打数4安打で打率.125。投手としては防御率27.00という“らしからぬ”数字になっているが、前田は後輩の復活を確信。「彼は大丈夫だと確信している。彼は必要な修正をできるだろうし、問題ない」と太鼓判を押している。

 昨年ワールドシリーズでセットアッパーに一時転身後、圧巻のピッチングでチームのワールドシリーズ進出に貢献した前田。今季は再び本職である先発投手としての活躍が期待される中で、新たに海を渡ってきた大谷を気にかけている様子だった。

(Full-Count編集部)

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