大谷翔平の「パワーを目の当たりに」 エンゼルスGMはNPB時代から二刀流成功を確信

エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:盆子原浩二】

来季へ「充実した精神状態で準備万端でいてくれれば…」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMがFull-Countの単独取材に応じ、大谷翔平投手について言及。大谷が日ハム在籍時にオールスターのホームランダービーで披露した豪打を目撃していたことを明かしてくれた。

 メジャー4年目で46本塁打&9勝をマークし、投打二刀流で大きく羽ばたいた大谷。昨年11月にエンゼルスのGMに就任したミナシアン氏は「メジャーで46発打てると予想できたか」との質問に「日本時代の彼のプレーを見て、あのパワーを目の当たりにした。何年だったかは覚えていないが、オールスターでホームランダービーに出場していた時があった。彼はショーを披露した」と語った。

 大谷は日ハム時代、2016年と17年のオールスターでホームランダービーに出場。2016年の第1戦で優勝している。ミナシアン氏は2017年途中までブルージェイズのスカウトを務めており、その際に大谷の豪打を目にしていたようだ。

 また、二刀流での活躍には「(投打)どちらにも驚いてはいない。彼の能力を誰もが理解している。彼の実力を持ってすれば、どんな活躍ができるかも分かっている」と説明。来季に向けては「スプリングトレーニングに良い状態で入ってきてほしい。充実した精神状態で準備万端でいてくれればと思っている」と述べた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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