三重が強打の日大三を封じて初戦突破 プロ注目・定本が126球完封勝利
13安打8得点でマウンド上の定本を援護
第90回記念選抜高校野球は29日、大会7日目を迎え、4年ぶり13回目の出場・三重(三重)が強豪・日大三(東京)に8-0で完封勝利した。先発マウンドに上がったプロ注目右腕の定本が、9回を7安打2奪三振2四死球に封じる快投を見せた。
序盤から投手戦となったこの試合。両チームともに走者は出すが、連打で続くことができなかった。だが6回、三重打線がマウンド上で力投を続ける定本に応えた。先頭・井上が二塁内野安打で出塁すると、1死後に浦田の三塁打、曲の二塁打などで3点先制に成功。さらに、7回にも5連打などで5点を挙げ、一気に試合を決めた。
打線のつながりで得点力の高さを誇る日大三だったが、7回を除く毎回で走者を出しながらも、自慢の打線がつながらず。テンポいい投球を続けた定本を打ち崩すことができなかった。
(Full-Count編集部)