日本通運が初戦突破 都市対抗初勝利の澤村監督「ホッとしています。凄くうれしい」
初回わずか5球で先制点を挙げ、逃げ切る
第92回都市対抗野球は1日、東京ドームで大会第4日を行った。第1試合では、日本通運がパナソニックに3-1で勝利し、初戦突破を決めた。
初回、先頭の添田真海内野手が左中間二塁打で出塁。犠打で1死三塁とすると、稲垣誠也内野手が中犠飛。わずか5球で先制点を奪い、流れに乗った。2回には森松裕次郎内野手が左翼席にソロを叩き込み、9回2死一、二塁から木南了捕手が中前適時打を放った。
昨年は初戦でサヨナラ負け。都市対抗初勝利となった澤村幸明監督は「勝ててホッとしています。凄くうれしいです」と安堵の表情。先発を託し、7回途中5安打無失点の力投を見せた前田敬太投手について「丁寧に投げていた。走者を出してからも粘りの投球をしてくれて凄く良かった」と評価した。
ヤクルトからドラフト3位指名を受けた柴田大地投手はこの日はベンチ外。澤村監督は「コンディション的にあまり良くない。今後上がってくれば投げる機会はもちろんあるでしょうし、どこかで投げるかもしれないので調整してやっていきたい」と状態を説明した。
(町田利衣 / Rie Machida)