楽天と私設応援団が強力タッグ 挑む新たな応援の形「選手に力を与える応援」
本拠地に新たに設置した機材を用いて「全力応援練習会」を実施
投球や打球を解析する測定器「トラックマン」の導入(2014年)、スタジアムへの観覧車やメリーゴーラウンドの設置(2016年)など新しい試みを続けてきた楽天イーグルスが、昨オフより応援のパワーアップに取り組んでいる。
私設応援団の有志と球団職員からなる「応援プロデュースチーム」を立ち上げ、スタジアム演出用のインフラを生かした、これまで以上に選手に力を与えることのできる応援の実現を目指してきた。
今年1月には2曲の新しい応援ソングを制作し、本拠地・楽天生命パーク宮城のレフトスタンドに応援ステージとスピーカーを設置し使用することも発表。2月には仙台で「応援決起集会2018」を開催し、来場した1200名のファンに応援をレクチャーした。
オープン戦が始まると、各地の球場の外野席などで現地の応援団とともに、実際の試合で新しい応援を試してきた。
そうした段階を踏み、今月18日には楽天生命パークのレフトスタンドを実際に使って「全力応援練習会」が行われた。静岡県・草薙球場での広島カープとのオープン戦をスコアボードビジョンや特設モニタで観戦しながら、応援ステージや左右の壁に設置された計8機のスピーカーを用いた応援をテストした。