慌ただしい朝「ゆとりが持てない場合は…」 野球少年がとるべき“朝ごはん”とは

専門家が必要な栄養を挙げながらアドバイス【写真:Getty Images】
専門家が必要な栄養を挙げながらアドバイス【写真:Getty Images】

公認スポーツ栄養士が“朝食の大切さ”を分かりやすく説明

 慌ただしい朝。寝坊したり、準備に時間がかかったりして、ろくにごはんを食べずに朝練へと向かう子どもたちも少なくない。単に活力が不足するだけでなく、思わぬ怪我を招く原因になる危険性も。野球育成や技術向上を助けるプログラム「TURNING POINT」では、専門家が必要な栄養を挙げながらアドバイスしている。

 日体大助教で、公認スポーツ栄養士の安達瑞保さんが動画内で解説。練習を控えた朝には、エネルギー源となる糖質の摂取が欠かせないとした上で「穀類や果物からもとることができます」と紹介。素早い消化を助けるため、油を使わない調理が好ましいことも併せて伝える。

 朝食を抜いた状態で練習に臨むと、力が出ないだけでなく「練習中に集中しように思っても、脳で使えるエネルギーが不足していると集中力が持続しない」と指摘。注意が散漫になると、故障を引き起こす可能性も高くなるだけに「慌ただしい時間であっても、しっかりエネルギー補給や水分補給をして臨んでもらいたい」と子どもや保護者に求めた。

 プロ野球でも、特に若い選手が暮らす選手寮での朝食摂取は厳密に管理している。野球に効果のある“とり方”について、学んでみてはいかがだろうか。

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