“甲斐キャノン”はどうやって生まれるの? 鷹・甲斐拓也が教える送球に大事なこと
スローイングには「右足に体重が乗って、左足にぶつけられること」が大事
力強いスローイングを身につけるためのポイントはあるのだろうか。そんな少年、少女の疑問に“甲斐キャノン”で知られるソフトバンクの甲斐拓也捕手がヒントを与えてくれている。鍵は「右足」にあるという。
11日に行われたオンライン野球教室「ベースボールキッズ2021」で、甲斐は千賀滉大投手と共に子どもたちに様々なことを指導した。その中の1つがスローイングにおけるポイント。甲斐は「動きの中で右足が大事だと思っている」と語り、アドバイスを送った。
自ら身振り手振りも交えながら指導した甲斐。「下の力は絶対的に強い。左足に体重がいってしまうと投げられない。まず右足に体重が乗って、左足にぶつけられることが大事。右足が基本。しっかり乗せて、その力を使って投げていく」とし、しっかりと一度、右足に体重を乗せることが、力強い送球を生む秘訣だと明かした。
また、上半身の向きについても気を付けるべき点に言及。「体が入りすぎてもダメ、入らなすぎてもダメ。しっかりと左肩が投げる方向に向けることが大事」と説明し、左肩がしっかり目標に向くようにする意識を持つ大切さを強調。“甲斐キャノン”に繋がるスローイングの基礎は、こんなところにあった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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