大田泰示がDeNA入団会見 背番号「0」から「再スタート。1つ1つ前に進んでいきたい」
横浜市内の球団事務所で入団会見、年俸5000万円で再スタート
日本ハムから自由契約となり、DeNA入団が決まった大田泰示外野手は20日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。年俸は今季の1億3000万円から5000万円で再スタートを切る。(金額は推定)
大田は「神奈川に縁があると感じました。高校時代はベイスターズの試合をTVKで見てきた。野球ができる、ユニホームに袖を通せることが嬉しい。来季自分のプレーを想像しながらやっていきたい」と意気込み、「思い出深い神奈川で、ベイスターズに声をかけてもらって、プレーできるのであれば、これ以上の喜びはないなと思います」と語った。
背番号は「0」に決まり「再スタートなのは間違いないので。ゼロからスタートする。新たな気持ちで、過去の自分に甘んじることなく、1つ1つ前に進んでいきたい」と力を込めた。
今季は76試合出場して打率.204、3本塁打、20打点と不本意な成績に終わった。今年8月に国内フリーエージェント権を取得。11月16日に日本ハムから来季の契約を提示されない「ノンテンダー」で保留者名簿から外れ、14日にDeNA入団が発表されていた。
大田は東海大相模高から2008年ドラフト1位で巨人に入団。2016年オフに日本ハムにトレード移籍し、2020年まで4年連続で100試合以上に出場し、2桁本塁打を放った。2020年には外野手部門でゴールデングラブ賞を初受賞。チームの中心選手だった。新天地では激しい定位置争いが待っている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)