大谷翔平、初被弾チャップマンの2打席目はスプリットで空振り三振
2点リードの2回に左中間へ逆転3ランを被弾
エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、敵地アスレチックス戦で“二刀流デビュー”を果たした。記念すべき第1球は155キロストレート。2点リードの2回に左中間へ逆転3ランを被弾したが、3回は3者凡退、4回は初四球を与えたが、最後はチャップマンをスプリットで空振り三振に仕留めた。
初回は2奪三振を含む3者凡退発進。3番・オルソンの初球は早くも最速160キロを記録した。2点の援護をもらった直後、2回にジョイス、ピスコッティに連打され、1死一、二塁としたところで、チャップマンに1ストライクから2球目スライダーを左中間スタンドに飛び込む逆転3ランとされた。
この日はスライダーを中心とした配球の組み立て。3回を再び3者凡退とした後、4回は先頭デービスをフルカウントからの8球目スライダーを二飛としたが、2人目のジョイスは3ボール1ストライクから5球目速球で、この日初めての四球を与えた。ピスコッティはカウント2-2から5球目スライダーで左飛。2死一塁で逆転弾を許したチャップマンを迎えたが、フルカウントから7球目のスプリットで空振り三振に仕留めた。
球団によれば、開幕戦に野手で出場し、その10日以内に投手として先発する“二刀流”は、1919年のベーブ・ルース以来99年ぶりの出来事となった。
(Full-Count編集部)