本塁打、打点で2冠の日ハム・中田 「みんなのおかげ。もっと貢献したい」

リーグトップ独走の17号3ランは「まぐれ」も「仕事は出来た」

 日本ハムの中田翔内野手が3ランを含む2安打5打点と活躍し、交流戦初戦ヤクルト戦の12-5での勝利に貢献した。ホームランはリーグトップ独走の17号、打点も「45」まで伸ばして2冠となった。

 中田は1-3の3回1死一、三塁でセンターへの犠牲フライを放ち、この試合1打点目。続く近藤がタイムリーで続き、同点に追いついた。同点の5回には1死一、三塁の好機で中田が三ゴロ。併殺崩れで勝ち越しに成功した。

 そして、主砲は6回に大仕事をする。2死一、二塁で中継ぎ右腕・徳山の初球のスライダーを捉え、右翼席へと運んだ。これで5打点。大きな追加点をもたらし、試合を決めた。

 試合後のヒーローインタビューでは、貴重な3ランを「まぐれのホームランだったんですけど、ピッチャーを楽にさせることが出来て良かったです。仕事は出来たかなと思います」と振り返った。

「甘いボールをしっかり自分のフルスイングでいこうと思っていたので、右方向に飛んだのはたまたまなんですけど、本当に入ってくれて良かったです」と中田。ダイヤモンドを回る際には珍しく笑みも浮かんだが、それについて聞かれると「いや、クールで一周したつもりだったんですけど」と、少し恥ずかしそうに笑った。

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