井川慶が中日松坂に刺激、NPB復帰諦めない「現役としてマウンドに」
自身のブログで兵庫ブルサンダーズで練習を行っていることを明かす
阪神などでプレーし、昨年末に独立リーグ「ベースボールファーストリーグ」の兵庫ブルーサンダーズを退団した井川慶投手。3月30日にはメジャーリーグ、プロ野球が開幕したが、自身も現役復帰を目指し現在もトレーニングを続けているこを自身のブログで明かしている。
井川は3月30日に「準備するのみ from Kobe」のタイトルでブログを更新。現在も週3日以上の頻度で昨年まで所属した兵庫ブルーサンダーズで練習を行っていることを明かし、「NPBは開幕を迎えますが、球団からのオファーは、まだありません。ですが、自分は引退したという気持ちはないので、いつ声がかかってもいいように、投げられる準備をこれからも怠らないように続けていくだけです」とNPB復帰への思いを綴っている。
阪神、ヤンキース、オリックスの日米3球団を渡り歩き、日米通算95勝を記録している左腕。昨季は兵庫で11勝0敗、防御率1.10の好成績をマークしたが獲得する球団は現れなかった。今年7月で39歳を迎えるベテランは厳しい現状を理解しつつも「引退はしていない」と語っている。
また、同世代の松坂大輔が中日に入団し現役として再起を目指していることにも言及し「とても嬉しいですし、応援したいですし、刺激にもなります」、「自分自身も、しっかり準備して、まだ現役としてマウンドに立ちたいと思っています」と締めくくっている。井川はNPB復帰を目指し、今後もトレーニングを続けていく。