元オリ・ロメロがドジャースのDH候補? 地元紙指摘「インパクトを与える可能性」
昨季まで5年間日本でプレー、マイナー契約結んだ大砲
昨季オリックスでプレーしたステフェン・ロメロ外野手がドジャースとマイナー契約を結んだ。ロサンゼルスの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は今季のドジャースにおけるロメロを「最もインパクトを与える可能性が高い選手」に指名。ナ・リーグが新たに採用する可能性が高い指名打者(DH)候補として期待している。
「ドジャースとマイナー契約を結んだ選手のなかには元大リーガーが含まれている」と題する記事の中で、ロメロは昨季韓国のSSGでプレーした右腕・ガビグリオらと共に「ロックアウト中でさえ、ドジャースはチームに才能ある選手を加えようとしている」と大きな期待を集めている。
記事ではロメロがかつてマリナーズの期待株で、2012年には同球団のマイナーリーグ年間最優秀選手賞を受賞したことに注目。ただ大リーグでの出場は2014年からの3年間での94試合が全て。一方でオリックス、楽天、再びオリックスと渡り歩いた日本での5年間では通算96本塁打、OPS.828とスラッガーとしての才能を示したことに触れている。
さらに「マリナーズでは外野と一塁を守ったが、右打者のロメロは日本では主にDHだった。MLBは2022年に両リーグでDHを採用することが濃厚で、ドジャースにはそのポジションが必要になる」と、ドジャースのDH候補にロメロを指名している。ロックアウトが解除された時、日本時代のような強打を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)