オリックスのテスト生・中村勝、1回2奪三振パーフェクト 最速143キロで合格アピール

テスト生としてオリックスの春季キャンプに参加した中村勝【写真:宮脇広久】
テスト生としてオリックスの春季キャンプに参加した中村勝【写真:宮脇広久】

社会人・JR九州戦で6回から救援登板、三ゴロ→空三振→見三振

 元日本ハムでテスト生としてオリックスのキャンプに参加している中村勝投手が23日、宮崎市の清武第2野球場で行われた社会人のJR九州との練習試合に登板。1回無安打無失点で3人で片付け、2三振を奪った。福良GMら球団首脳が見守った。

 6回、グラウンド整備を終えたばかりのきれいなマウンドに、中村は背番号の部分が無地のユニホーム姿で立った。先頭の2番・田中(右打者)を外角の変化球で泳がせて三ゴロ。3番・山田(右)を外角低めのストレートで空振り三振。4番・岩切(左)はこの日最速の143キロの速球で見送り三振に仕留めた。

 中村は2009年ドラフト1位で日本ハムに入団し、14年には8勝を挙げたが、19年に自由契約に。それでも2020年は豪州、昨年はメキシカンリーグで腕を磨き、3年ぶりのNPB復帰を目指している。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY