ロッテドラ1松川に漂う「幕張の城島」 左手1本の“芸術打”は「センスしかない」
「6番・捕手」でオープン戦初出場、初回の第1打席でOP戦初打席初安打
■オリックス ー ロッテ(オープン戦・2日・京セラドーム)
ロッテのドラフト1位ルーキー・松川虎生捕手が2日、オリックスのオープン戦に「6番・捕手」でスタメン出場。第1打席でOP戦初安打となる左前打を放った。高卒新人とは思えない対応力にファンも「センスしかない打撃」「技術の高さを物語っている」と大注目だ。
オープン戦初打席で持ち前の打撃を発揮した。2回無死一、二塁で迎えた第1打席。左腕・山崎福が投じた内角直球に腕をたたみ、最後は左手1本で左前に弾き返した。チャンスを広げる1打を「パーソル パ・リーグTV」も「松川虎生『想像以上にヤバイ』」とのタイトルで動画を公開。
体勢を崩されながらもミートし、快音を響かす高卒ルーキーにファンも「ベテランの貫録」「高卒じゃない」「幕張の城島」と絶賛。キャンプから猛アピールが続く松川。プロ野球史上3人目となる高卒新人の開幕スタメンマスクも現実味を帯びてきた。