「日本のスター」リーグ優勝に貢献した元阪神助っ人の“神対応”に称賛の声
野球カードへのサインに「我々の募金活動の手助けをしてくれたことに感謝」
オリックス、阪神、巨人でプレーしたジョージ・アリアス氏は、現在巨人の米国OBスカウトとして活動している。同氏の“神対応”に非営利団体から感謝のメッセージが送られ、「日本のスター」と称賛を浴びている。
アリアス氏といえば2003年に38本塁打、100打点をマークし、阪神の18年ぶりリーグ優勝に貢献した大砲。NPB通算6年で161本塁打を積み重ねた。今回、感謝の投稿をしたのは非営利団体「Military Missions in Action」が運営する、ホームレスと障害を抱える退役軍人を支援するキャンペーン「Signatures For Soldiers」の公式ツイッターだ。
アリアス氏がサインする実際の写真とともに「我々の募金活動の手助けをしてくれたことに感謝」と添えた。この投稿には、米経済紙「フォーブス」のニック・ディアンテ記者が「日本のスター」と称賛のコメントを寄せている。
米球界では、選手が慈善活動を行う例は多い。大谷翔平投手の小児がん病棟訪問や、ダルビッシュ有投手の北海道胆振東部地震に対する義援金などは有名だ。特に精力的に行っている選手には「ロベルト・クレメンテ賞」が贈られ、2021年度は故郷のドミニカ共和国への経済的支援や消防車、救急車の寄付を行ったネルソン・クルーズ外野手が受賞している。