“投手”大谷2勝目なるか ア軍と再戦に指揮官自信「アジャストするだろう」
打者としては3試合連続アーチと驚異の活躍
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)に本拠地でのアスレチックス戦で今季2度目の先発に臨む。1日(同2日)のメジャー初先発で対戦した相手と、ちょうど1週間後に再戦。打者はしっかり“大谷対策”を立ててくることが予想されるが、ソーシア監督は「ショウヘイはゲームプラン通りに試合に臨み、その中でアジャストするだろう」と驚異の活躍を続ける“二刀流”に自信を見せた。
7日(同8日)の試合前、囲み会見に応じたソーシア監督は、先発投手が短期間に同じチームと連続して対戦する難しさについて問われると、「同じチームと対戦するにしても、違うチームと対戦するにしてもアジャストすべきところはしなければいけない」とキッパリ。「相手はショウヘイを見るチャンスを得て、ショウヘイも相手打線を見るチャンスを得た。彼らは前回試合中でもアジャストしてきた。これもスケジュールの一環。誰もが経験すること。ショウヘイはゲームプラン通りに試合に臨み、その中でアジャストするだろう」と、大谷が試合中に見せる修正能力の高さに自信を伺わせた。
投手としてはメジャー初先発初勝利を飾った大谷は、打者としては、本拠地デビューとなった4日(同5日)インディアンス戦から3試合連続ホームランの大活躍。1シーズンに先発勝利&3試合連続アーチを記録したのは、1930年のベーブ・ルース以来初めての快挙となった。“二刀流”のセンセーションとして米球界に衝撃を与え続ける23歳は、投手として2戦目も快投し、白星で飾ることができるだろうか。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)