大谷翔平のFA取得に影響か 全162試合“復活案”提示も…9日決裂なら開幕再延期へ
機構側が全162試合開催、1年の登録日数でカウントするなどの新案を提示
労使交渉の決裂で開幕延期となったメジャーリーグで、機構と選手会は7日(日本時間8日)にオンラインで会談し、機構側は新たな案を提示した。全162試合の開催や選手にシーズン年俸を支払うこと、さらに1年の登録日数でカウントすることが盛り込まれた。米メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者ら米複数メディアが伝えた。
これまで労使交渉は2月28日(同3月1日)で妥結せずに全162試合の公式戦が短縮となっていた。シーズン開幕が仮に15日間延期なら、フリーエージェント(FA)権取得の時期に関する影響も報じられ、エンゼルス・大谷翔平投手についてはFA権取得が24年オフに1年延期となる可能性が浮上していた。今回は機構側が選手会側へ歩み寄ったプランと言えそうだ。
ただ一方で、機構側は交渉のデッドラインを8日(同9日)に設定。仮に妥結しなければ、4月8日(同9日)のシーズン開幕をさらに1週間延期とする予定と選手会側へ伝えたという。目が離せない展開となっている。
(Full-Count編集部)