敬遠“確信”でとった衝撃行動が反響 「リスペクトの一言」「馬鹿げている」
ジョスリン・アロはNCAA通算本塁打数で歴代トップに並ぶ
強打者の“宿命”か――。記録更新が懸かる試合で再三歩かされ、ついには投手が投げる前に四球を確信してバットを投げ出した選手が話題を呼んでいる。その場面が公開されると、「ワインドアップを始める前からバットを投げている」「馬鹿げている」などと反響が集まった。
日本時間8日に行われたオクラホマ大とミネソタ大のソフトボールの試合。オクラホマ大のソフトボールスター、ジョスリン・アロはNCAA通算本塁打数で歴代トップに並んでおり、新記録樹立が期待されていたが、3四球だった。2回2死三塁で迎えた第2打席では、カウント3-0から第4球が投じられる前にバットを投げ出し、記録は敬遠だった。
米スポーツ局「ESPN」によると、アロは2021年34本塁打で大学のシーズン記録を更新。通算88発を放ち、今年最初の9試合で7本のアーチを架けている。映像をアップしたオクラホマ大ソフトボールの公式ツイッターには「次は…出塁率の記録も作るだろう」「リスペクトの一言」「弱虫」などの声が。また今年MLBの殿堂入りを果たした元レッドソックスのレジェンドになぞらえ「デビッド・オルティス以来最も失礼な確信四球」「歴史は繰り返す」などといったコメントも寄せられた。