菊池涼介級の躍動感「紛れもなく琉球忍者」 “二遊間横断”美技が「勝敗分けた」
オリックスの宜保翔が中前に抜けるあたりを捕球→ランニングスロー
■オリックス 10ー2 巨人(オープン戦・12日・京セラドーム)
オリックスの宜保翔内野手が、好守でピンチを救った。12日に京セラドームで行われた巨人とのオープン戦で、遊撃から中前打を阻止する驚異の守備範囲を披露。ファンからは「これは紛れもなく琉球忍者」と驚きの声が上がった。
宜保は「8番・遊撃」で先発出場。2-1と1点リードの4回2死二、三塁だった。巨人・丸の打球はワンバウンドで高く跳ね、投手の頭上を越えた。中前に抜けそうな当たりだったが、遊撃から全力ダッシュ。目いっぱい腕を伸ばし捕球し、そのままランニングスローで一塁をアウトにした。
試合はその後、オリックス打線が爆発し、10-2で大勝した。ピンチを救った沖縄出身の21歳の美技を「パーソル パ・リーグTV」の公式ツイッターも注目。ファンは「このプレーで酒が飲める」「これほんとえぐいよ」「このプレーが勝敗分けたと思う」と絶賛だった。