故障明けトラウトが大谷翔平との“共演”心待ち 「今年は違う、ワクワクしているよ」
トラウトは昨季36試合、レンドンは58試合出場にとどまった
エンゼルスのマイク・トラウト外野手がキャンプ初日となった14日(日本時間15日)、米アリゾナ州テンピの球団施設で取材に応じ、大谷翔平投手との“共演”を心待ちにしている心境を明かした。昨季は故障により36試合出場にとどまったスーパースターは「みんなショウヘイとプレーしたいと思っている」と今シーズンを見据えた。
トラウトは昨季、右ふくらはぎを痛めるなどして36試合出場、打率.333(117打数39安打)、8本塁打18打点に終わった。MVPを3度受賞している主砲は「みんなショウヘイとプレーしたいと思っている」と大谷とのプレーに胸を躍らせ、昨季故障で58試合出場にとどまったアンソニー・レンドン内野手を加えた“重量打線”構築に思いをはせた。
「去年は(大谷、トラウト、レンドンが揃う)完全な打線を組む時は多くなかったと思う。15~16試合位だったかな。今年は違う。本当にワクワクしているよ。ショーイ(大谷)とはよく話をするんだ」
レンドンはこの日姿を見せなかったが、ジョー・マドン監督は「家族に関係した理由だと聞いている。(怪我や病気などの)健康的な問題ではない」と説明。合流時期について「具体的にいつかはわからないが、すぐだと思う」と明かした。トラウト、レンドンの故障が癒え、大谷を加えた中軸が顔を揃える見込みの今季のエンゼルス。どんな打棒を見せてくれるだろうか。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)