もう158キロ、大谷翔平“最大の進化”を相棒が証言「球はさらにシャープになっていた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

スタッシー捕手「改善したかった部分。今日はできていた」

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、米アリゾナ州テンピで行われているスプリングトレーニングに参加、実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板した。打者7人への33球で、最速98マイル(約158キロ)もマーク。受けたマックス・スタッシー捕手は「速球の制球が非常に良かった」と、昨季からの進化を証言した。

 ロックアウトの影響で遅れていたキャンプイン3日目、早くも大谷が打者を相手にしたマウンドに立った。ウォンの強烈なピッチャー返しを好捕するなど、順調に見える大谷の仕上がりを“相棒”のスタッシーの言葉も裏付ける。

「彼が懸命に取り組んできた結果が現れていた。球速も出ていたし、変化球も素晴らしい。全球種でストライクを投げられていたし、彼に限界はないよ。球はさらにシャープになっていたように思う」

 直球、カットボール、スライダー、スプリットと、カーブを除く球種は全て試したという。その中でスタッシーが最も進化を感じたのが、直球のコントロールだ。「改善したい部分で(昨季は)もっとストライクを取れるようにしたかったけど、今日はそれができていた」。昨季は9勝2敗、防御率3.18。投球イニングを上回る156個の三振を奪った。開幕投手としての起用も予想される今季、どこまで数字を伸ばしてくるだろうか。

(Full-Count編集部)

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