オリ山本の“魔球”撃破「これ打つのはすごい」 阪神佐藤輝が「もはや怖いよ」
球速差およそ30キロの“魔球”を攻略「放物線がもはや芸術」
■阪神 3ー2 オリックス(オープン戦・18日・京セラドーム)
阪神の佐藤輝明内野手が18日、沢村賞右腕を攻略する価値ある一打を放った。京セラドーム大阪でのオリックスとのオープン戦。速球との球速差が30キロ近い“魔球”を捉え、あと一歩でスタンドインしそうな適時三塁打に。ファンからは「山本由伸からこれ打つのはすごい」と称賛の声が上がった。
1点を追う4回2死一塁だった。2ボール1ストライクから来た128キロのカーブに対し、下半身で粘ってバットで捉えた。1球前の直球は156キロだっただけに、その差は28キロ。それでも翻弄されることなく放った大飛球は、右中間フェンスまで届く同点の適時三塁打となった。
開幕に向け、頼もしさを増す阪神の新4番。打った相手が相手なだけに、大きな弾みがつく一打を「DAZN」の公式ツイッターも注目。ファンは「アーチストの弾道しとる」「球場によっちゃ入ってたな もはや怖いよ」「コース甘いけど」「マジで格が違う、ほんまに味方でよかった」「放物線がもはや芸術」などとコメントを並べた。