大谷翔平の圧巻投球に女房役も唖然「見ただろ!?(笑) アメージングだった」

本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

女房役マルドナードも脱帽、CY賞投手級の投球「グリンキーが一番近い」

 エンゼルスの大谷翔平が8日(日本時間9日)、アスレチックス戦で本拠地初先発登板に臨み、先頭から19者連続斬りという圧巻の投球を見せた。7回1死から初安打を浴び、完全試合の夢は断たれたが、女房役のマーティン・マルドナード捕手はその投球術を「アメージング」と絶賛した上で、サイ・ヤング賞投手にたとえた。

 衝撃的だった。1日(日本時間2日)敵地アスレチックス戦では6回3失点で初登板初勝利を飾った右腕が、今度は本拠地エンゼルスタジアムでの初登板で毎回の12三振を奪う奪三振ショーを見せた。

 7回1死まで完全投球。セミアンにヒットを許し、ラウリーに四球を与えたが、91球を投げて1安打1四球12奪三振。野手として3試合連続本塁打という離れ業を披露し、米メディアとファンを衝撃に包んでいた男は、投手としても異次元の力を見せつけた。

 4回1死では、この日最速となる99.6マイル(約160キロ)の速球でセミアンから空振り三振を奪ったが、宝刀スプリットも絶大なキレを見せた。

「君たちも見ただろ!?(笑) アメージングだった。感銘的だった。前回登板もそうだったけど、マウンド上で打者をねじ伏せようと闘争心を見せる。1球1球、どのカウントでも自分が望む場面で速球を投げられる能力がある。アメージングだと思ったよ」

大谷が相手に与えたプレッシャー「打者は感じていたと思う」

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