大谷翔平と「勝負しないといけません」 トラウトとの“相乗効果”を解説者が指摘

エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:AP】

オープン戦初出場の大谷は2打数1安打、トラウトは2打数2安打

■エンゼルス 12ー5 Dバックス(オープン戦・日本時間20日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に米アリゾナ州で行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番・DH」で初出場し、2回の打席で適時打を放った。そして大谷の後ろに控えるのは、昨季後半を故障で棒に振ったマイク・トラウト外野手だ。米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の名物解説者マーク・グビザ氏は2人が並ぶ相乗効果について語っている。

 大谷は初回の打席こそ遊ゴロに倒れたものの、2回2死三塁からは左前に適時打を運んだ。この打席、そして3点を奪い逆転した2回の攻撃をグビザ氏は「ジェレミー・リードら打撃コーチ陣はこのイニングの打線の活躍を喜んでいるに違いありません。(大谷は)レッグキックはほとんどなく、左翼への適時打です」と振り返っている。

 その上で「後ろに誰が控えているかを知った今、ショウヘイ・オオタニはどれだけ嬉しく思っているでしょう。彼は打てる球を(昨年より)たくさん見ることになります。今年は彼と勝負しないといけません。トラウトが後ろにいるのですから」と分析した。

 トラウトが故障で打線から消えた昨季終盤、本塁打王を争っていた大谷は打線の中で“孤立”していた。四球攻めは本塁打王を逃す1つの要因ともなった。大谷と同じく、この試合が初出場となるトラウトも2打数2安打と絶好のスタート。二人の並びは他球団の脅威となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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