トラウトが“確信”する大谷翔平との最強デュオ形成 「素晴らしいことが起きる」
昨季29発のウォルシュ「トラウトは準備ができている」
2014年を最後にプレーオフから遠ざかるエンゼルス。躍進のカギを握るのは昨季MVP大谷翔平投手、そして昨季は故障の影響で36試合出場にとどまったマイク・トラウト外野手だろう。米スポーツ局「FOXスポーツ」が、昨季メジャーを席巻した投打二刀流と、過去に3度MVPを受賞している最強外野手は「MLB史上最高のデュオになれるか?」とのタイトルで今季を展望している。
2014、16、19年にMVPに輝いたトラウト。右ふくらはぎを痛めた影響で36試合に終わった昨季を経て、並々ならぬ決意で2022年シーズンに臨む。「健康で1年間プレーすることを証明するために戻ってきた」。昨季の“屈辱”がモチベーションとなっているようだ。
トラウトと大谷は2018年から4年間一緒にプレーしているが、2人が年間通して怪我なく過ごしたシーズンはまだない。「このデュオが一緒に活躍をするところを見たいと誰もが思っているだろう。素晴らしいことがたくさん起きることを楽しみにしている」とトラウトは語る。
昨季144試合出場で29本塁打を放ったジャレッド・ウォルシュ内野手は“トラウタニ”の揃い踏みを予感して胸を躍らせる。「トラウトは、怪我から回復したことを証明する準備ができていると思う。キャリアが終わった時に『うわー! 僕はマイク・トラウトとショウヘイ・オオタニと一緒にプレーしたんだぞ』ってなると思う」。
さらに「トラウトとオオタニが162試合でプレーすることを想像してみて。これは野球にとって重要なポイントになる。彼らが健康でゲームのような凄い数字を残せば、多くのファンをもたらすだろう」とも。両雄が並び立った場合は、球界に大きなインパクトを残すと予想している。
(Full-Count編集部)