大谷翔平、最速159キロで5奪三振ショー　OP戦初登板は3回途中1失点、スタンド喝采

ロイヤルズ戦でオープン戦初登板、2回1/3で5奪三振3安打1失点

■ロイヤルズ 8ー5 エンゼルス（オープン戦・日本時間22日・テンピ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地で行われたロイヤルズとのオープン戦で今季初登板。2回1/3で5奪三振3安打1失点と好投した。球団関係者のスピードガンでは最速99マイル（約159.3キロ）を計測。なお、エンゼルスは5-8で敗れた。大谷に勝ち負けは付かなかった。

　上々のオープン戦初登板だった。先頭・イズベルをフォーシームで空振り三振。オリバレスの左前打と二盗で1死二塁としたが、プラットを空振り三振。オハーンを力のない左飛に打ち取った。

　2回はリベラを直球で押し切って中飛。ドンガンをスライダーで見逃し三振に仕留めた。ジョーンズを死球で出したが、ギャラガーを見逃し三振に仕留めた。3回は先頭・ガルシアを空振り三振。続くイズベルに右中間三塁打を許し、オリバレスに中前適時打を献上した。ここで降板。スタンドからスタンディングオベーションで出迎えられた。

　昨季のオープン戦は4試合登板して0勝3敗、防御率12.19。それでも、10回1/3で17三振を奪い、MVPイヤーにつなげた。4月7日（同8日）のアストロズとの開幕戦ではメジャー5年目で初の開幕投手と期待される。投手・大谷が好スタートを切った。

（Full-Count編集部）