OP戦の首位打者、ロッテ高部は活躍できるか 2011年以降の打率1位選手の成績は?

ロッテ・高部瑛斗【写真:荒川祐史】
ロッテ・高部瑛斗【写真:荒川祐史】

2011年、OP戦首位打者の浅村はレギュラー獲得につなげた

 2022年のオープン戦で首位打者に輝いたのはロッテ・高部瑛斗外野手。打率.393(56打数22安打)をマークした。今季の飛躍が期待されるが、オープン戦の成績とシーズン成績はリンクするのだろうか。今回は2011年以降のオープン戦首位打者の、実際のシーズンで残した数字を確認。そこから見えてくる実際の傾向を紹介していきたい。

 2011年以降のオープン戦首位打者と、シーズン打撃成績は下記の通り。

2011年以降のオープン戦首位打者と、シーズン打撃成績【表:PLM】
2011年以降のオープン戦首位打者と、シーズン打撃成績【表:PLM】

 2019年までにオープン戦首位打者に輝いた10人のうち、シーズン100試合以上に出場したのは3人。その3人のうち、西武・秋山翔吾外野手とロッテ・鈴木大地内野手は以前からレギュラーとして活躍していた。活躍をレギュラー獲得につなげたといえるのは2011年の西武・浅村栄斗内野手ただ一人ということになる(所属はすべて当時)。

2015年の秋山翔吾はOP戦から年間通して大活躍

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