巨人Jr.初の女子選手の打球は「どこまで飛ぶのか…」　“硬式”挑戦で豪快スイング

今年から武蔵府中シニアに入団し、硬式野球に転向する濱嶋葵さん

　昨年、読売ジャイアンツジュニアに女子選手として初めて選出された濱嶋葵さんは、今年から中学硬式野球の強豪「武蔵府中リトルシニア」に入団する。小学時代は軟球だったが、中学からは硬球に。ボールの違いに対応すべく、すでに練習に着手。早くも豪快なスイングで力強い打球を放っており、「グラウンドで、どこまで飛ぶのか見てみたいですね」「迫力あります!!」と驚きの声が上がっている。

　投手としても最速116キロを誇る“剛腕”。父・翼さんがインスタグラムで公開した打撃練習では、両手にプロテクターを着用し、右打席で一振り。左足を上げて右足に体重を乗せ、力いっぱい放たれた打球は防球ネットに一直線で突き刺さっている。

　昨年末の時点では、進路に悩んでいたが「中学から硬式をやって成長したい」と楽天・茂木栄五郎内野手らも輩出した武蔵府中シニアを選択。夢は神戸弘陵に進学し、巨人の女子チームに入団すること。すでに、大人顔負けのスイングを見せる12歳の成長が、これからも楽しみだ。