日本ハム清宮、4番起用でいきなり特大1号! 517日ぶり一発に新庄ビッグボス大喜び
「4番・一塁」でスタメン、OP戦は打率.200と苦しむも最高のスタート
■ソフトバンク 6ー3 日本ハム(26日・PayPayドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手が26日、開幕第2戦となるソフトバンク戦(PayPayドーム)で今季1号アーチを放った。「4番・一塁」でスタメン出場。4点ビハインドで迎えた9回の第4打席に、右翼スタンドへ特大の1号ソロを放った。2020年10月25日の楽天戦以来、実に517日ぶりの感触。試合は敗れたものの、新庄ビッグボスの期待に一発回答で応えた。
2回先頭の第1打席は左飛に倒れた清宮。同点に追いついた直後の4回2死走者なし第2打席では、右翼線ぎりぎりに特大の打球を放った。ファウル判定に新庄監督がリクエスト。リプレー検証の結果、覆ることはなかったが、特大の打球に場内は騒然とした。
3打席無安打で迎えた9回の第4打席。真ん中に来た5球目の直球を一閃。打球は高々と上がり、右翼スタンド中段まで届いた。4番起用した新庄ビッグボスはベンチで大喜び。眠れる大砲候補が、開幕2戦目で存在感を放った。
昨季は1軍出場なく、正念場を迎えた高卒5年目の今季。オープン戦では13試合に出場し、打率.200、0本塁打、0打点だった。前日25日の開幕戦では出場なし。2020年11月6日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる1軍出場で、いきなり結果を残した。
試合は9回に清宮の一発を呼び水に2死満塁のチャンスを作ったが、最後は宇佐見が見逃し三振で試合終了。ビッグボスは開幕2連敗となった。