42歳プホルスに古巣復帰の可能性 モリーナらと“レジェンド”集結で有終の美なるか

昨季はシーズン途中からドジャースに所属していたアルバート・プホルス【写真:AP】
昨季はシーズン途中からドジャースに所属していたアルバート・プホルス【写真:AP】

歴代5位の679本塁打で700号の大台まであと21

 アルバート・プホルス内野手がカージナルスと再契約する可能性が高まった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「プホルスを呼び戻すことに興味を示している」として、対話を重ねていることを報じた。

 42歳で歴代5位の679本塁打を誇るプホルスが復帰した場合、レギュラーではなく代打で起用されるとみられている。キャリア最初の11年間をカージナルスで過ごしており、在籍中は打率.328、445本塁打を記録。2度のゴールドグラブ賞に輝き、2006年と2011年にはワールドシリーズを制覇した。

 2011年にエンゼルスと10年2億4000万ドル(約293億3600万円)の契約を結んだが、エンゼルスではオールスター選出は1度のみ(カージナルスでは9度)。昨季途中でエンゼルスからリリースされ、残りシーズンはドジャースで過ごした。ドジャースではの85試合出場で打率.254、出塁率.299、長打率.460、12本塁打。通算700本塁打までは21本に迫っている。

 また同メディアは、プホルスがカージナルスで上手くいく理由と、裏目になるかもしれない理由を考察。ヤディアー・モリーナ捕手がシーズン後の引退を表明しており、アダム・ウェインライト投手の将来も不確かであるため、カージナルスにとってのレジェンド3人が再会することの意義は大きいという。

 一方で、カージナルスはリスクも負う。エンゼルスはプホルスをリリースしたことにより、醜い別れ方に繋がった。カージナルスにはまだ実績はないが有望な若手がたくさんおり、プホルスが入ると誰かがマイナーに落ちることになる。プホルスが成績を残せなければ、カージナルスはエンゼルスがしたのと同じ決断に迫られるかもしれない、そして同じ結論に至るかもしれないと述べられている。

(Full-Count編集部)

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