大谷翔平が“技あり”2ラン 内角球を逆方向へ…米データマニア感嘆「優れた打撃」
4回には右飛で一塁からタッチアップ、二塁進塁して1イニング5得点を演出
■ロッキーズ ー エンゼルス(オープン戦・日本時間30日・スコッツデール)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で3試合ぶりの2号2ランを放った。2打数1安打2打点、2得点1四球で5回攻撃終了後に引きあげた。打率.286、OPS1.214となった。
技ありの一発だった。5回無死二塁、右腕チャシーンの内角シンカーを逆方向へ。左翼席へ2号2ランを放った。飛距離367フィート(約111.9メートル)。26日(同27日)の敵地・ホワイトソックス戦以来3試合ぶりのアーチとなった。
昨季MVP男のアーチに米球界も沸いた。米スポーツ局「FOXスポーツ」は「ショウヘイが見せた逆方向へのパワー」と速報。MLB公式サイトで「スタットキャスト」を扱うデビッド・アドラー記者は「オオタニの優れた打撃」と伝え、球団公式ツイッターは「開幕戦はまだ?」と待ちきれない様子だ。
四球で出塁した4回1死一塁ではレンドンの右飛で二塁へタッチアップ。好走塁を見せ、アップトンの逆転3ランを呼び込み、1イニング5得点を演出した。俊足強打の1番打者となりそうだ。
(Full-Count編集部)