外野近くまで飛んだ「完璧なバント」 偶然の“シフト破り”も打者は「見失ってる」
内野が一塁寄りに守る中…三塁側に“偶然”飛んだ打球が絶妙すぎる
■ブルージェイズ 6ー4 ヤンキース(日本時間14日・ニューヨーク)
13日(日本時間14日)に行われたブルージェイズ-ヤンキースで、珠玉の“シフト破りバント”が飛び出した。内野手が右寄りに守る中、ヤンキースのアンソニー・リゾ内野手が放った打球は、三塁線の長打コースに。まさに“偶然の産物”に、ファンは「こういうシフトに対しては完璧なバントだな」「爆笑」と注目した。
2点を追う9回1死走者なしの場面で、左打席に入ったリゾ。内野が一塁側に寄る中、虚をついて5球目をバントした。打球は転がらずに軽いフライに。リゾ自身も見失ったようだったが、ボールは絶妙に三塁ベースの内側で跳ね、ファウルゾーン方向へと転がっていった。長打コースのような軌道を描き、まんまと出塁。得点には結びつかなかったが、シフトの穴をかいくぐった。
狙ってもできそうにない一打を、MLB公式の動画コーナー「カット4」がツイッターで紹介。ファンも見逃せなかったようで、「なんでみんなシフトに対してこれをしないのか分からない」「見失ってる(笑)」「高く上がりすぎだけど、ライン際。総じて良いバントだ」などとコメントを寄せた。