大谷翔平、待望の今季1号は滞空時間“6.7秒” 敵地実況も感嘆「何回見られるか…」
レンジャーズ戦の初回、先頭打者で今季1号
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間16日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)のレンジャーズ戦でついに今季1号を放った。初回先頭、プレーボール直後の一発の「滞空時間」に注目したのが敵軍の放送席だ。試合開始直後の先頭打者初球弾の滞空時間は実に約6.7秒と、なかなか落ちてこないと感じられるほどの衝撃弾だった。
レンジャーズの地元局「バリースポーツ・サウスウエスト」の解説者は「昨日シーガーは特大の一発を放っていました」と自軍主砲が14日(同15日)に放った本塁打と比較した。
さらに「高々と打球が舞い上がっていましたね。今回のは飛距離は(昨日のシーガーの本塁打と比較して)そこまでではなかったですが、それよりも更に高かったですね。あれより高く上がる打球を何回見られるか、私にはわかりません」とその“希少価値”に触れた。
大谷の本塁打は打球速度108マイル(約174キロ)、飛距離406フィート(約124メートル)、角度41度だった。ライナーで強烈な打球を叩きこむことの多い大谷にしては珍しい打球。一般に滞空時間が6秒を超えると特大のフライとなり、いわゆる“アーチスト”に多い軌道とされる。
(Full-Count編集部)