大谷翔平、“鬼門”で今季初勝利なるか トラウトは「代打で出るかも」指揮官明かす

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

球数は今季最多95球を想定、アストロズはアルトゥーべがIL入り

■アストロズ ー エンゼルス(日本時間21日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、今季初勝利をかけて、敵地・アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場する。ジョー・マドン監督は右腕の球数について、「95球ぐらい」と明かした。今季3度目の登板で今季初勝利が期待される。

 開幕2連敗中の大谷は7日(同8日)のアストロズとの開幕戦で80球。14日(同15日)のレンジャーズ戦は70球だった。対アストロズ戦は通算6試合で0勝3敗、防御率5.92。敵地ミニッツメイド・パークでは0勝2敗、防御率6.50と鬼門となっている。中5日を空けたマウンドで勝ち星をつかめるか。

 対するアストロズは主砲ホセ・アルトゥーべ内野手が左太もも裏を痛めて10日間の負傷者リスト(IL)入り。元正捕手のマーティン・マルドナード捕手はベンチスタートとなった。

 死球で左手甲を打撲したマイク・トラウト外野手は3試合連続でベンチスタートとなった。マドン監督は「試合終盤で代打として出場できるかもしれない。金曜日にはほぼ確実だと思う。まだ痛みがあるがかなり良くなっている」と明かした。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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