大谷翔平は「特別を超えている」 通算2455安打の大打者が絶賛する“凄さ”と努力
2007年にナ・リーグMVPに輝いたロリンズ氏が絶賛
二刀流として今季もここまで16試合にフル出場しているエンゼルスの大谷翔平投手。まだ本調子とはいかないものの、投打で存在感を示している大谷を、2007年にナ・リーグMVPに輝いたメジャー通算231本塁打のジミー・ロリンズ氏が絶賛している。
米スポーツ放送局「Whistle」のYouTubeチャンネルに出演したロリンズ氏。メジャーで2455安打を放った安打製造機は「オオタニは特別という枠を超えている。みんな、ベーブ・ルースのことを聞いたことがあるだろうけど、彼は、我々の時代のベーブルースだ。本当にスペシャルで、我々のライフタイムでこれまで見たことがないような選手。彼のような選手が今後現れることがあるとしても、それはもう次世代になるだろう」と称賛の言葉を並べる。
また、二刀流としてのプレーを継続させているエンゼルスの決断についても高く評価。「彼に二刀流としてプレーさせているのは、素晴らしいこと。彼らが、オオタニに特別な才能があることを理解しているからだろう。それに加えて、オオタニには見たいと思わせる魅力がある。彼がマウントに立ち、投打でプレーする日は、人々が球場に足を運ぶ。私がお金を払ってでも見たいと思う数少ない選手の1人だ」とも語っている。
メジャーリーグの舞台で、投打双方で結果を残すには、それ相応の練習量が欠かせない。そんな大谷の見えざる努力にロリンズ氏も目を細める。「多くの人が、すごい選手になりたいと話す。だけど、実際に、最高の選手になるためには、献身的な努力が必要となる。彼からはそれが見える」と語り「15年後ぐらいに、(投打)を同時に止めることができることを祈っているよ」と、大谷が現役を引退するまで二刀流を継続することに期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)