大谷翔平、2勝目に「苦しかった」 “尻上がり”5回5安打2失点に及第点 一問一答
先制2ランを被弾も5回5安打2失点と粘投「なんとか5回ぐらいまで投げられた」
■エンゼルス 9ー5 ガーディアンズ(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地のガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季2勝目を挙げた。最速159キロを武器に5回4奪三振5安打2失点と好投。バットでは6回に右越え適時二塁打を放つなど5打数3安打1打点をマークした。先発投手で3安打は渡米後初だ。チームは9-5で大勝し、今季初の4連勝。貯金を最多5とし、首位を奪取した。
――投球を振り返って。
「球数も多かったですし、ランナーもそれなりに出ていたので、なかなか苦しかったですけど、最低限の回は投げられた。そこは唯一いいところかなと思います」
――立ち上がりにラミレスに先制2ランを浴びた。
「素晴らしい打者なので、甘く入ったら打たれる可能性というのもありますけど。それにしても追い込んでいたので。なかなか、あそこでああいう球は初回でしたので、本当はいけないですけど、切り替えて。なんとか5回ぐらいまで投げられた」
――5回まで投げ切った。どういう意識だったか。
「3回ぐらいから体の動きが良くなって、温まってきて、いい動きが多かった。こういう気温の時は入りが一番大事かなと思います」
――寒さが影響したか。
「寒さというか、初回に入るまでのブルペンの強度だったり、球数だったり、アップの仕方だったり。常に同じ気温ではないですし、これから遠征に行けば、まだまだ寒いところはあるので。そういう経験を生かしていきたいなと思います」
――打撃では3安打。投球からリズムが出たか。
「特に投げている時は多く打席の中で考えることはないので。そこがいい方向につながっているのかなというのはありますけど。ただ、全打席でそうすればいいかと言ったら、それでは結果は残らないので。しっかり考えて、どういうふうに打てばいいか。毎打席集中しながら、いい打席も悪い打席もやっていきたいなと思います」