43歳“現役復帰”のG.G.佐藤、衝撃の猛打ショーに騒然 3安打1打点、元巨人左腕撃ち
独立L・埼玉武蔵と1日限定契約、雨中の一戦で4打席とも出塁
かつて西武、ロッテなどで活躍し、独立リーグのルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズと1日限定契約を結んだG.G.佐藤(本名・佐藤隆彦)が29日、千葉・浦安市運動公園野球場で行われた神奈川フューチャードリームス戦に「1番・DH」でスタメン出場。雨が降りしきる中、適時二塁打を含む3安打1打点と躍動。43歳の衰えぬ“猛打ショー”に、場内が騒然とした。
初回の第1打席は詰まりながらも中前にポテンヒット。2回2死三塁の第2打席は三塁へのゴロとなったが、相手の失策で出塁した。さらに4回先頭では、43歳とは思えない左翼線へ痛烈な当たり。長打コースかと思われたが、故障を気にして一塁で止まった。極めつけは5回の第4打席。元日本ハム、巨人の乾真大との対戦で、中堅の頭を越える適時二塁打。大喜びの笑顔を見せ、代走が送られた。
試合前のトークショーでは「元プロなんで打ち方は忘れません。きょうは打ちます」と力強く宣言。「ふくらはぎはテーピングでガチガチに固めています」とも言って苦笑していたが、雨が降る一戦で躍動を続けている。