大谷翔平、4番起用の狙いは? 指揮官が語る最善策「トラウトがいることを考えて」
「4番・DH」で2試合連続先発出場して中直、空三振
■Wソックス ー エンゼルス(日本時間1日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は4月30日(日本時間5月1日)、敵地・ホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で2試合連続先発出場した。ジョー・マドン監督は試合前の会見で大谷を4番起用する理由を語った。
大谷は開幕から1番打者として出場したが、今ひとつ結果を出せず。ウォードがリードオフマンとして台頭し、25日(同26日)の本拠地・ガーディアンズ戦から3試合で2番スタメン。29日(同30日)の敵地・ホワイトソックス戦で4番に入り、4号弾を放った。果たしてマドン監督の4番起用の狙いは?
「トラウトがいることを考えてのことだ。トラウトは今絶好調。ここ数試合の打線全体を見ているが、誰も彼と対戦したくないと思っているはずだ。トラウトが相手投手から勝負してもらえるような状況を作れるのは、1人しかいない。ウォードの活躍もあり、チームにとっての最善策は、ショウヘイをマイクの後ろで打たせることだ」
前日29日(同30日)まで大谷は4番で通算36試合出場。128打数37安打の打率.289、8本塁打、30打点をマークしている。今後も打線の中心として結果を出したいところだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)