大谷翔平が「高めをぶっ叩いた」 休養明け“リフレッシュ4号”米記者「いい兆し」
2020年8月7日以来となる4番でのアーチに敵地も騒然
■Wソックス ー エンゼルス(日本時間30日・シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で11試合ぶりの4号ソロを放った。左中間への当たりに、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は「注目すべきはこの一発が左中間だったこと。彼が望んだとおりのスイングであるいい兆しだ」と注目した。
初回2死で右腕ジオリトの高め93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームを捉えた。左中間席へ飛び込む11試合ぶり4号ソロ。16日(同17日)の敵地・レンジャーズ戦の8回に放って以来47打席ぶりだ。今季の4本塁打は全て敵地。飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球速度108マイル(約173.8キロ)、角度28度。敵地も思わず騒然とした。
4番スタメンは2020年9月27日(同28日)の敵地・ドジャース戦以来579日ぶり。4番弾は2020年8月6日(同7日)の敵地・マリナーズ戦以来631日ぶりとなった。前日28日(同29日)の本拠地・ガーディアンズ戦を今季初めて欠場。開幕20試合目で初のベンチスタートとなり、代打でも出番はなかったが、一夜明けてのリフレッシュ弾となった。
米記者は続々と反応。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でホワイトソックス番を務めるジェームス・フェーガン記者は「ショウヘイが高めのフォーシームを破壊した」と驚き。MLB公式のエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者は「オオタニがカウント3-1からの高めの直球をぶっ叩き今季4号に」と綴った。
(Full-Count編集部)